Nゲージ旧車両のライトLED化を試みたが失敗・・・
超久々の更新です。
先日秋葉原で見つけたKATOのEH-10(品番305の旧型)。
実車は見たことがないものの、マンモスと呼ばれた重連、黒い車体と独特の顔が印象的で、不思議といつか手にしてみたいと思っていたのがこのEH-10。
それほど拘りがあるわけではないので、旧型のもので良いと思っていたところ、3000円程度で見つけたので購入。
なかなか良い。
やはり電球の暗さが気になるので、予てよりやりたかったLED化をこの機に試してみた。
今回は失敗したが、備忘録としてまとめておく。
ボディを外すのになかなか苦労した。
ライト基板には、ダイオードと電球がついているのみ。
LED化にあたって回路をどうするか。
LEDに最大の12Vの電圧をかけると壊れそうだが、調べた感じ、定電流ダイオード(CRD)で電流制限するだけでうまくいっている実例もあるようだ。
もしCRDとLEDだけで済むのであれば、元の基板の部品を入れ替えるだけで実現できるので都合が良い。というわけで、ダメもとでまずは一番シンプルな構造で試してみることにした。
なお、コントローラーはTOMIXのN-1001-CL。
部品はいつか秋月電子で購入してあったもの。
定電流ダイオード(CRD) | 18mA |
秋月電子で購入 型番E-183 |
LED |
電球色 Vf: 2.9-3.6V If(max):30mA |
OSM5YK3131A たぶん秋月? |
とりあえず実験。これで良さそうだ。(と誤認した)
振り返ればここでしっかりコントローラーの出力全開や、逆電圧などテストしておけばこの段階で気がつけたものだと反省。
(ソフトウェアのテストと一緒でハードウェアこそ早い段階のテストが重要と痛感)
手前がCRDとLEDに換装したもの。
LEDは根元の出っ張りで高さが合わなくなるので、そこだけルーターで削っている。
取り付けも良い感じで、ここまでは良かったのだが、
実際に車両を組み直してテストしていたところ、
まず反対向きの走行(逆方向電圧で消灯時)にうっすら点灯し、ちらつく現象があった。
おそらくこれはモータによる逆起電力が原因。
これを抑えるためにはコンデンサも入れたほうが良さそうである。また、それによりTOMIXの定点灯対応もできるはず。
さらに正転、逆転を繰り返して出力を上げ下げしているうちに、順方向で出力を大きくしたときに突然LEDが点かなくなってしまった。
可能性として今のところ2つありそう。
1つは、やはりLEDが12Vの電圧に耐えられなかった。
もう1つは、LEDは逆方向電圧に弱いらしく、それに耐えられなかった。
今回は順方向電圧をかけている最中に切れたので、前者な気がしたものの、他の方々の実例を見るに、逆方向電圧が原因の可能性の方が高いかもしれない。
この場合、さらにLEDを保護するためのダイオードも入れたほうが良さそうである。
参考:電球テールのLED化
うーん、こうなると、やはりオリジナルの基板にそれだけの回路を搭載するのは難しいので、それなりの手間がかかりそうだ。
一方、既に試行錯誤された成果物が一個500円程度で売られているものもある。機関車1両あたり1000円程度で一瞬高い気がするが、時間も含めたコストを考えるとそれを頼るほうが得策。
というわけで、今回のような小さな基板の場合は、先行した方々の成果を購入させていただくほうが賢明。
次回はスペースに余裕がある車両で今回の問題を対策して試してみたい。
小田急アプリの隠し機能?
東急、京王など各社から続々と出てきていたので、そろそろなんじゃないかと待ち望んでいました。
さらにWebAPIでデータ提供してくれたら最高なんですけどね。
で、色々他社にはない機能や、横にスクロールさせるUIを入れてきたりと、さすが小田急だと感心しました。まあ、それらは既に報じられていると思うのですが、公式にアナウンスされていない機能らしきものを見つけました。
この画面でこんな表示がでる列車を見つけました。
なんと、車両ごとの混雑度と気温が表示されています。混雑度は乗車率の数値でなくヒトのアイコンでおそらく3、4段階で表示されるようです。
当初は公式にアナウンスされた機能かと思いましたが、これには言及されていないようです。
しかも、かなり稀で発生条件不明です。今のところ通勤時間に2日に一回程度の計2回しか見つけられていません。
一編成だけ試験的に導入されているとかかもしれません。
昨日見つけたときの車両は4000系、先頭は4060の編成でした。
(編成番号とかよくわからないのでわかるかた教えてください)
また、たまにこの車両情報の表示が出なくなることもあるので、車両情報が受信できたきだけ表示するなどの条件もありそうです。
更新頻度はかなり高く、数十秒程度の感覚でした。走行中も混雑度アイコンのレベルが変わることがあったので、混雑度が各レベルの閾値付近の場合に振れるようです。
個人的には数値のほうがわかりやすくていいです。
いかにも試験運用っぽいですが、全編成で導入されれば、ラッシュ時に活用できそうですね!
とはいえ、みんな使えば平均化されるだけでしょうから、個人的なメリットは感じにくいかもしれませんね。
TOMIXの183系(つづき)
さて、せっかくなので、もう少し183系の様子を紹介してみます。
写真が良くないのは相変わらずです。
先頭車のクハ183。
Hゴムはグレー。座席はピンクとうか赤っぽくなってます。
基本セットAは両先頭車とも同じようです。ホイッスルのみ装着。
列車無線はまだ付けてません。
これもあまり写真がよくないですが。
2両目、モハ183 1000(前期型 GU車)(右)
こっちはHゴムが黒で、座席はグレーっぽくなっていました。窓も大きくなっています。
付属のトイレタンクなどはまだ付けていません。
3両目。モハ182 1000(前期型 GU車)M車です。
パンタは485系と違って片側です。
逆に20年前に485系を手にしたときはパンタが2つ付いていて豪華さに驚いた記憶が(笑)
最近のフライホイール動力のおかげ?なのか、モーター音も静かですね!
気がつけばデジカメもスマホも古くなっているし、皆様のようなキレイな写真を撮るのは難しいものです。。
こんなところでまた。
着目点がなってない!などあればコメントおねがいします。
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TOMIXの183系!
TOMIXの新製品、183系を購入しました。
98253 JR 183系特急電車(房総特急・グレードアップ車)基本セットA
いつもは大抵新製品発売されるとすぐに、ベテランな方々の入線記事がでるので、それを楽しく拝見しているのですが、ほとんど見かけないので書いてみます。
(まあ、こんなローカルで活躍していた車両に注目する人は少ないでしょうし・・・)
完全なる未整備 です。(ちょっと整備したので写真を差し替えました。)かつ写真もイマイチですが
Nゲージも復活してから気がついたらあっという間に1年たってしまいました。
これまでは、主に20年前に憧れていた当時の新製品(の中古品)を買いあさるだけで満足していました。
ところが、少年時代に地元を走っていた懐かしい183系が出てくるとあって、ついに新製品に手を出してしまいました。なお、お財布厳しいので増結はお預け。
新製品購入はたぶん20年ぶりの浦島太郎状態で、そもそも発売と同時に買ったのは初めてになります。
そして当然HGモデルも初。
写真がイマイチなのはおいといて、
まず、クオリティの進化に感激。HGモデルってすごいんですね(笑)
大して違いなさそうなのに最近の車両高いなと思ってましたが、納得。
こうしてどんどん金銭感覚がやられていくわけですね。
今までは183系の代わりにTOMIXの旧製品、国鉄特急色の485系でごまかしていたつもりでしたが、しっくりきていませんでした。
特にこの485系、色が変で赤が妙に明るく、今ひとつ安っぽい色合い。実際の485系はこんなもんだったんでしょうか?でも、ググって画像検索してみると、そうでもなさそうな気がしますけど。
基本的に、編成、細かいディテールにこだわりはないので、それっぽければOKなんですが、全然違うことに驚き。今回183系を見て、あの頃走っていたやつはこれだと。
LED化されたヘッドマークも懐かしいです。せめて特急マークと、ヘッドマークをさざなみに変えねば。
インレタ。
この編成の特徴を知らなかったのですが、このセットに付属しているヘッドマークはすべてLED仕様のものでした。
こうなるとBセットも欲しくなる。。
しかし、また改めて秋に183系0番代が予定されているようですね。どうしよう?
ここのところ、房総を走った車両が次々出ているようで、嬉しい悲鳴状態。
ちなみに、183系の当時の思い出ですが、189系が信越本線から引退してしばらく後、特急さざなみにのったときに189系が転用されてきていることに気付き、地元に189系がやってきていたのかと興奮したのを覚えています。
特に昔は、内房線の列車など113系か183系、辛うじて早朝と夜だけ京葉線の205系くらいしか見ることができないので、それ以外の車両が来るのが珍しくてたまりませんでした。
都心では最新の車両が次々投入されていた一方、こちらは田舎なので全く変化がなく退屈でした。東海道線の211系なども、自分には最高にかっこよく、憧れでした。(そして当時、将来そこを211系が走ることになろうとは夢にも思いませんでした。)
その後、vvvf音に衝撃をうけた255系の登場、E217系。
学生になって、地元を離れ、ひさびさに戻ってくるたびに、211系、209系2000番代、113系スカ色と湘南色の混結というかつて空想した夢のような風景や、257系500番代、京葉線の209系500番台、233系と、いい時代になったと思ったものです。あの頃しっかり見て乗っておくんだった!
しかし今はまたアクアラインのお陰で内房線は寂しくなる一方ですね。
とはいえ、こうしてNゲージのお陰でこうして憧れた情景や思い出の情景を再現できるのは、幸せです。これだからやめられません。
ベテランな方々には当たり前の、中身のない記事でしょうが、20年前からタイムスリップしてきたもんで、どうかご容赦ください。